自分だけではなく、「他者」を主体に据えて考えてほしい。好奇心よりも、思いやりを求めたい。
1984年生まれ。講師。リヨン第3大学外国語学部日本語日本文化学科博士課程修了。アントニオ・グラムシの「ヘゲモニー論」を中心に、映画とそれを巡る現代社会、政治的環境を研究する。70-80年代日本の映画界における全共闘運動の影響は特に大きな研究テーマである。また自主映画の制作に携わることもある。主な論文に「黒澤『用心棒』の主人公を人類学的に解釈する」(『金城学院論文集人文科学編』5(2).pp.186-195)。主な監督作品『YOUREN』(2012)。